裸体ダッシュ

人と話すのがこわい。

TFJをやめる前後くらいから、思えばこの感覚はあったような気がしている。

こわい。

何を言われるか分からない。

今まで使っていた自分の盾や、むしろ服とか、ていうかパンツとか、そういうのがなくなってしまった感覚があり

裸一貫でないと、もう生きていけないという感じがあるのに

世界を信頼していない。故に怖い。

皮が剥かれたみかんがそのまま木になっているような。

裸体のまま、街を歩けと。いや、裸体でダッシュしろよと言われているような感覚でもある。

なんでこんなことになってしまったのか。

思えば、「本当の自分で生きる」ということを望んだのは間違いなく自分な訳だけど、つまりまぁそうなっちまってる。

生身の自分で、、

どこまでいれるか。

人といるとき、それは顕著になる。

ただ一人で裸で立っているならば、周りを知らんぷりしていれば済むものを、目の前の人が裸でお茶してたら、「なんでこの人裸なんだろうな」と思われても無理はないシチュエーションなわけだから、そりゃあいやだ。

でも、今ふと思ったけど、実際には俺は服を着ている。(当たり前だ)てことは、自分を裸だと思っているのは自分だけだ。これじゃ、逆裸の王様状態だ。周りは服を着ていると思っているのに、当人は裸だと思っている。あの、夜道にコートの下が裸で、ばぁ!ってやる変質者みたいなものだ。

でも、俺には確かにそういう感じがある。もっと自分を出す、出してもいいよ、ていうか出すよね。みたいな今までよりも食い気味な感じで攻められてるわけで、この感覚は疑えない。

歌を歌うなんて、もう。裸体でダッシュでハードル飛ぶようなものだ。