人としての付き合い。

僕たちは、どれくらい目の前にいる人と、「人として」付き合うことが出来ているだろう。

その人を、「なになにな人」、「後輩」、「お母さん」、「仕事の付き合いのある人」として見ないで、本当にそこに座っているまさに「その人」と話をする。それはとっても神秘的な出会いのようにも感じる。あらゆる情報が詰まっている、その目の前の人には。

目の前の人は、今何を感じているだろう。今日どんなことを経験して、今そこに座っているのだろう。焦っているんだろうか、考えているんだろうか。嫌なことがあったのだろうか、嬉しいんだろうか。

いつかのあの、おもしろい話を繰り出すのではなくて、今、ここで感じていることを、どれくらい口に出せるだろう。だって、その人と今時を共にしているのだから。その人を置いていってしまってどうする。できる限り、その人と一緒にいる。

それってとっても贅沢なことではなかろうか。

みずからそれを放棄して、どうする。(!)